はじめに
近年ロボット教室が急速に人気を集めています。子どもたちが楽しみながら、プログラミングやロボット製作を通じて多くのスキルを身に付けられるとして、多くの家庭で注目されていますよね。
しかし、親としては「ロボット教室に通わせる意味があるのか」「本当に効果があるのか」といった疑問を持つことも多いでしょう。
成績に直結しない、費用がかかる、続けるモチベーションが続かないなど、様々な理由から躊躇してしまいますよね。
この記事では、ロボット教室に対するこれらの疑問を解消するため、現在通っているロボット教室の情報から、実際の効果、開始するのに適した年齢、そして費用に至るまで情報を解説しています。
この記事を読み終わるころには、ロボット教室を検討している親御さんが納得のいく判断が下せるよう約束します!
ヒューマンアカデミー ロボット教室とは
目的・効果
ロボット製作を通して、論理的思考能力を養い、主体的に課題解決する力を身につけることを目的にしています。
「動くロボット」を作る過程の中で、子供の「創造力」「プログラミング能力」「集中力」「観察力」「論理思考力」「空間認識力」を育みます。
教材の特徴
子供の発達段階に合わせた最長96か月(8年間)で、84体のロボットをつくるカリキュラム。6コースに分かれています。
※見づらくてすいません”(-“”-)”
授業
授業は月に2回。毎月新しいロボット製作にチャレンジします。
1回目基本製作(テキストをみて正確に作る)
2回目応用実践(ロボットが動く仕組みを学び、ロボットを改造する)
↑この写真は、1回目が終わった所です。
ロボット教室の費用について
次は一番気になるところである費用について解説しますね。2024年10月現在の価格です。
ロボット教室の費用と内訳
ロボット教室の費用は、多くの場合、初期費用と月額費用に分かれています。
初期費用は教材やロボットキットの購入費用を含み、月額費用は授業料や教材費などの運営費用です。
ヒューマンアカデミーでは、
入会金:11000円
ロボットキット代:33000円
授業料:10340円
テキスト代:550円
ロボット代の初期費用は高いですが、一度購入すれば長期間使用できるため、初期投資として考えられます。
ロボット教室の費用は決して安くはありませんが、子どもたちの将来に向けた重要な投資として考えれば、その価値を見出すことができるでしょう。
ロボット教室に通って感じたメリット3選
集中力がついた
授業は90分。学校の授業より長いですが、主体的に取り組めるのがよいのか愚痴を聞いたことがありません。
普段のおうち遊びや家庭学習も、熱中する時間が長くなった気がします。
読む習慣、読解力がついた
折り紙やレゴブロックなど組み立てるとき、取説を全く読まずにすぐに「わからない」と聞いてきていましたが、
教室に通い始めて、毎回テキストを読み進めながら組み立てているためか、最近は取説を見て考えるようになりました。
考える力がついた
解決方法を考える前から「わからない」とあきらめる性格だったのが、答えをすぐに求めなくなった気がします。
答えを見つけ出す過程を楽しんでいるようにみえます。
口癖は、「わからない」から「ちょっとまって・・・」に変わりました。
ロボット教室に通って感じたデメリット2選
費用がお高め
一般的な運動、音楽、英会話教室と比較するとやはり値段はお高め。
ロボットキット代など初期費用が高い。うちの場合は体験教室に参加すると、入会金0円になりました。
教室によって特典が異なるとは思いますが、ぜひ体験教室に参加することをおすすめします。
2回目の授業後、解体しなければならない
次の授業で新しいロボットを製作するため、どんな力作でも解体しなければなりません。しょうがないことですけど、少し悲しい。そしてめんどくさい。
写真にとって記録に残してあげると喜んでますよ。
ロボット教室は意味がないと言われる理由3選
ロボット教室を探していたとき、ロボット教室で検索すると「ロボット教室 意味がない」と表示されていてかなり心配になっていました。
ロボット教室は「意味がない」との意見が聞かれるのはなぜでしょう?
不安材料を打ち消すためにも、その理由を検証していきましょう。
成績に直結しない
多くの親が最も重視するのは、子どもの学業成績です。
ロボット教室で学ぶ内容が、直接的に学校の成績向上に結びつかないことから、「意味がない」と感じる親も少なくありません。
特に受験を控える子どもを持つ親にとっては、時間を費やす価値があるか疑問に思うことが多いようです。
時間のムダ
子どもがロボット教室に通うための時間を、他の学習活動や遊びに充てた方が良いと考える親もいます。
特に忙しいスケジュールの中で、効果が見えにくい新たな活動を加えることに対する抵抗感が理由となることが多いかもしれません。
費用のムダ
ロボット教室には一定の費用がかかります。初期費用や月謝、教材費などを考慮すると、家計に負担を感じる親もいます。
そのため、他の習い事(たとえば、絵スイミングや音楽教室など)と比較して費用が高いため、「費用対効果が低い」と感じることが理由となります。
やっぱり成績がすぐに上がるわけじゃないから、「結果がわかりづらい=意味ない」って思われちゃうのかな。
それじゃあ、今度は反対意見に対して検証してみよう。
ロボット教室は意味があると言える理由3選
学問の基礎スキルUP
確かにロボット教室の内容が直接的に学校の成績に反映されるわけではありません。
しかし、論理的思考力や問題解決能力、創造力など、学問の基礎となるスキルが養われることは、多くの研究で示されています。
これらのスキルは、長期的に見れば学業成績にもプラスの影響を与える可能性がありますね。
没頭体験ができる
ロボット教室での学びは、単なる知識の獲得に留まらず、実践的なスキルの習得を伴います。
自分で作ったロボットに対してプレゼンや、90分集中して何かを作り上げることは、社会に出た際に非常に重要なスキルであり、時間を費やす価値が十分にあると言えるでしょう。
将来科学技術分野で活躍するための基礎つくり
初期費用や月謝は確かにかかりますが、子どもが将来的に科学技術分野で活躍するための基礎を築くことができる点で、投資として考える価値があります。
さらに、無料や低価格のオンラインプログラムも存在しするので、費用を抑えながら学べる方法もありますよ。
ロボット教室が意味がないと感じる理由は、短期的な視点から来るものが多いですが、長期的な視点で考えると、多くの利点があることがわかります。
親としては、子どもの将来を見据えた教育投資として、ロボット教室を検討する価値は十分にあるでしょう。
ロボット教室は何歳から始めたらいい?適切な開始年齢についての考察
ロボット教室の開始年齢については、多くの意見があります。
テキストを見てロボットを製作する、扱う部品が小さいという点から、個人的には小学生から始めた方がいいのではないかと思っています。
ちなみにヒューマンアカデミーでは、早ければ早いほど良いと考えられています。
自分を客観視する力がついてからだと、「他の子と比較し、できないことが多い」などの経験から、失敗しても頑張ろうという気持ちを失いやすくなると言われています。
そのためなるべく早く始めることで、自己肯定感が身につきやすく、考えて取り組み力がつきやすいそうです。
教室は、5歳から中学生高校生まで幅広い年齢の子供が通うことができます。年齢に応じたプログラムが用意されており、いつから始めてもOK!それぞれの発達段階に合わせた学習内容が提供されていますよ。
やりたいと思ったとき、どの月からでも始められるのはいいよね。
ところで
他の人の作品をみたり、発表会みたいな機会はあるの?
ありますよ。
ヒューマンアカデミーでは、ロボット教室全国大会があって、教室に通う子は誰でも参加可能です。
まとめ
まだ通いだして4か月程ですが、毎月喜んで通っています。
やはり主体的に夢中になって取り組むことができる学びの仕組みがいいのだと思います。
教室で作ったロボットは持ち帰ることができ、実際にロボットを動くところを見せてもらいますが、
すごく得意げ( ´艸`)親としてもほめポイント満載なので、子供も学習意欲爆上がりです!
ロボット教室は費用お高め、学校の成績に直接関係しないため効果が見えにくい点もありますが、
習わせるかの判断基準としては、子どもの興味や成長を重視し、長期的な視野で費用対効果を考えることが重要です。
具体的には、子どもの興味が持続するか、家庭の予算に無理がないか、そして提供される教育内容が充実しているかを基準に判断するといいのではないでしょうか。
最後にロボット教室を検討している親御さんへのアドバイスとして、
まずは体験教室に参加し、子どもの反応を見てから決定することをお勧めします。
体験教室では教室で使うロボットキットを実際に使って、60分たっぷり製作や作ったロボットをアレンジしたり充実した時間でしたよ。
これにより、子どもが楽しみながら学べるかどうかを実際に確認することができました。
また体験教室あるあるですが、参加後のしつこい勧誘もないですし、費用面でのメリットもあると思うのでぜひ参加を!
読者のみなさんが納得できる教室が見つかるといいですね( *´艸`)